友の和 今月の内容

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インタビュー

友の和連載インタビュー第3回

清水なかまの家/会長 野村 文枝(のむらふみえ) 氏

地域福祉のさきがけとして40年

プロフィール

1951年、名古屋市の地域福祉や老人問題などの講座を受講をきっかけに、ボランティアをはじめる。
その後「さつき会」「地域福祉を考える会」「名古屋婦人ボランティア」など、時代にあわせた福祉活動を展開。
1996年、北区に食事サービス事業「清水なかまの家」、社会福祉法人「なかまの家大杉」の立ち上げ、理事長となる。
理事長退職後、80歳を過ぎた現在も「清水なかまの家」会長・配食コーディネーター、傾聴ボランティアをライフワークとして続けられている。

Q1.野村さんが福祉と出会ったきっかけを教えていただけますか?

これが、今思えば不思議な出会いだったんです。昭和38年、子育てが終わった私は、 なにか社会との関わり・つながりが欲しくなり「面白そうなことはないかしら?」と当時、 新聞社が開設し始めたばかりの婦人文化センターの講座に参加したのです。
私は自営業で生まれ育った故か、人との交流が好きだったし、「何かしたい。」と思っていたので広告会社のモニターに応募したのです。 そして、そこで知り合った友人に勧めらて名古屋市教育委員会が主催する講座に申し込みました。 でも満員で断られ、代わってあまり人気がなかった社会福祉講座を勧められたのが、高齢者福祉と向き合うきっかけなんですよ。

Q2.これまで主にどのような活動をされてきたのでしょうか?

1960年に自主学習グループ「若葉会」を立ち上げ、生の声を聴き生の姿を見るため、いろいろな現場へ足を運びました。 そこで年金・医療費など制度の問題のほかに「地域の中で暮らし続けるため、近所と仲良く暮らしたい」という声が多いことを知り、 「人と人がふれあい・支えあい・助け合い」の環境、システムを作る必要を痛感しました。
さらにヘルパー制度の対象からもれて困る人があることが分かり、地域で暮らすために不可欠なものは「ヘルパー派遣と食事の確保」という答えがみえてきました。 そこで地域のお年寄りを介助しながら、老人問題を教えてもらうことを目的に、名古屋の地域ボランティアグループの第一号となる「さつき会」が誕生したんです。
さらに1987年に「地域福祉を考える会」を発足、ふれあいサービスを開始しそれを軸にして1990年、 名古屋市社会福祉協議会に「なごやかヘルプサービス」が作られました。
活動の様子の写真 活動の中で「元気で暮らすには食事の影響が大きい。
安心・安全な食事の確保がどうしても必要だ。」と仲間と話し合い、そして自分たちが必要な福祉は行政に頼るだけでなく、 自分たちが先ず実践してみようということで、1992年「食事サービス事業研究会」、さらに1996年地域の交流の場も兼ねた 「清水なかまの家」を立ち上げました。
現在は配食サービス「お達者弁当」の見守りや安否確認のコーディネーター、北区社会福祉協議会と協働、傾聴ボランティア「きたちゃん」として活動しています。

Q3.野村さんのお考えになる、今後の地域福祉に求められる事とは?

信頼関係を築く、「傾聴」活動ですね。
たとえ物質的に満たされていようと、そこに心と心の血の通った人間らしい関係がなければ、本当の福祉ではないですよね。
心と心のつながりには、話を聞いてうなずき共感する「傾聴」がどれほど心の癒しとなるか、 そしてそれは特別な資格がある方だけのものじゃなく、地域の一人ひとりお互いが支えあうことができる環境、 その輪を広げていくことが、今後の私自身の活動でもあると思っています。

ボランティア募集

清水なかまの家ではボランティアさんを随時募集しています。

調理・配達など、特別な資格経験もいりませんし、現在も性別や年齢も様々な皆さんが和気あいあいとお手伝いしてくださっています。

お問い合わせは「清水なかまの家」電話:052-916-6021まで

野村文枝氏の本
野村さんの地域福祉と40年のボランティア活動は「野村文枝の本、学習もだいじ 実践もだいじ」として出版されています。
お申し込み先/電話:052-913-3021(野村)
『学習もだいじ 実践もだいじ』の画像

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