トップページ
バックナンバー(2008年7月号)
インタビュー
イージー☆ライター
ノーマライゼーション紙芝居
「風穴一座」/マネージャー 五十嵐 ベティ(いがらしベティ) さん

年をとっても住み続けたい地域のコミュ二ティづくり「けやきの会」会長。
ノーマライゼーション紙芝居「風穴一座」
【平成12年度第6回愛知県人にやさしい街づくり賞受賞】
人にやさしい街づくり情報ターミナルの会報「モモ」
【平成14年度第8回愛知県人にやさしい街づくり賞受賞】
名古屋市社会福祉協議会情報誌「ほっとはあと」「ふれあいきた」「ぎんなん」、
偕行会グループ透析クリニック情報誌「とうせき・らいふ」などの※イージー☆ライターとしての各執筆活動。
※イージー☆ライター:1960年代の大ヒット映画「イージー☆ライダー」からもじったベティさんの造語。
ご自宅に伺うと、室内なのに風に乗って土の香り・・・ベランダにはたくさんのプランター。
「野菜くずなんかはいい肥料になるの。その土を使うとよく育つのよね。
ただ捨ててしまえばごみだけど、使いようによってはこうして次の命につながるのよね。」
室内に戻るとカラフルなペイントの石や、手作り家具などが・・・。
「石にペイントするものはお年寄りや子供にも教えてるの。簡単だし、お年寄りで絵が苦手っていう方は、
本から好きな写真や絵を切り取って貼り付ける方法に変えたりして、皆さん楽しんでくださってね。」
「作ることがすきなの。小物や家具、植物でもね。作ることがすき!が紙芝居にもライターの仕事にもつながってるの。」
18歳で名古屋に引っ越された後、結婚・出産を経て、お子さんが幼稚園に入ると余暇にテニスをはじめられる。 けれどそれがとても楽しく、自分だけこんなに楽しくちゃばちが当たるかも・・・(笑)、の気持ちから、 ヘルパーとして福祉の現場に携わる。 そこで技術などを学ぶだけでは限界があり、街や建物、システムなどの変換、そしてソフトとハードを繋ぐ重要性を感じ、 街づくりアドバイザーとして活動を始められる。 それが現在もノーマライゼーションを目指し、活動されるベティさんの原点なのだ。
「街づくりでハード面がバリアフリーになっても、
そこに暮らす人たちが障害者や高齢者にやさしい気持ちを持っていないと意味がないと思うの。
今は昔と比べれば偏見も少しは減ったし、受け入れ(学校なども)体制も整いつつあるけれど、
日常の生活でそういう方たちとの接点って、ないことのほうが多いでしょ。
それでいざ出会うと、戸惑ったり過剰に丁寧になりすぎたり。紙芝居は特別な機材もいらず、
どこでもできるし、昔ながらの雰囲気ですっと耳にも心にも溶け込むでしょう。
特に子供たちは「世の中にはいろんな人がいる、いてもいいんだな。」というメッセージを自然に受け止めてくれる。
ゲームをすると、車椅子の方と「フルーツバスケット」、視覚障害者と「ハンカチ落とし」聴覚障害者と「だるまさんが転んだ」、
大人だったら「無理でしょう。」と思ってしまいがちだけど、
子供たちは一緒に遊ぶためにどんなあたらしいルールがいるか?一生懸命考えるんだよね。
そこにはもうノーマライゼーションが息づいてると思うの。」
![]() |
![]() |
「これまでの活動もだけれど、こうしなきゃいけないから!ってやったことはないのよね。
感じたから動いた。うれしいから楽しいから動いた。っていうのが一番しっくりくる感じかしら。
いい格好はしないの、活動が重荷になってしまわないように。
だから忙しくしすぎない、無理もしない。自分で納得した活動や仕事は、丁寧に大切に、楽しみながらしたいもの。
でもね、こうして楽しく自由に活動を続けられるのも、家族の理解があってこそなのね。
私は主婦だし、家族はなにより大切だと思ってるから、
家族を犠牲にしているようならそれは自分にとっても本当に楽しいこととはいえないの。
大切な家族がいて、私自身も自分らしく自由に楽しんで、
そして「やってみたい」と思うことが出てきたときにすぐ飛び込めるだけの余裕を持ちながら、
活動していけたらいいなって思っています。
ぱっちりおめめとくるくるヘアのキュートな五十嵐さん、小さい頃、お母様が愛情を込め、
「本当にベティさんにそっくりね」とよく言われたそうです。
ライター名の「ベティさん」と呼ばれるたび、今は亡きお母様を思い出されるそうです。
敬意を払い、紙面でもベティさんと呼ばせていただきました。
|
![]() |