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バックナンバー(2008年秋号)
健康情報



元気いきいき通信

第6回:老人性乾皮症
皮膚の表面にある角質はさまざまな外的な刺激(物理的・化学的)から体内を守る「バリア機能」を持っています。
バリア機能が低下すると乾燥が進み、過敏になり、刺激に反応しやすくなり、かゆみも生じてきます。
かゆくて掻いてしまうと角質をさらにいためることになり、ここで悪循環が形成されてしまいます。(図を参照)
老人性乾皮症は主に50代以降の老化に伴なう皮膚の代謝が衰え、角質層の水分保持機能の低下によって起こってくる病気です。
皮膚の乾燥を抑えることが予防と治療の第1歩となります。家庭で自分でできるスキンケアからはじめてみましょう。

- 皮膚はきれいにすることが原則ですが、洗いすぎはかえって、皮膚のバリア機能を損なってしまいます。
洗うときは十分石鹸を泡立ててから泡で包むように洗い、しっかりと洗い流し、すすぎ残しのないようにしましょう。
- 入浴時のお湯の温度はぬるめにしましょう。高温になるとかゆみが増します。
入浴剤も乾燥を促進させるイオウの入ったものや、 かゆみを増す炭酸ガス系のものは避けた方がよい場合があります。
- 皮膚が乾燥する人は、入浴後5分以内に保湿剤を塗るようにしましょう。入浴後の5分で角質水分量は50%も減少してしまいます。
保湿剤は市販のものでもかまいませんが、それでも乾燥してしまう場合や、かゆみがひどい場合は皮膚科の先生に相談しましょう。
- 下着はウールやナイロンのものは避け、木綿製のものにしましょう。ウールや化繊のものはかゆみを生じやすいためです。
- 皮膚に赤みや湿疹ができている場合は早めに皮膚科を受診しましょう。

ご協力ありがとうございます
今回の健康情報のご提供は、くりきクリニック 副院長 栗木温子先生です。
くりきクリニック:名古屋市北区中味鋺3丁目402-1
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